調べだしたら、セプタイルという
角度(アスペクト)は、いくらでも
サビアンシンボルどうしに意味のある
つながりが、見つかる事に気付きました。
というわけで、わりと長く続きそうな
予感がします。
全天360度を7等分してできる
このセプタイルは、51.4度
なので、51度か52度という事に
なりますが、神秘的な数字とも
いわれる7を使ったこの角度に
これだけサビアンシンボルが、見事に
表現してくれるのなら、自分の中では
これはもはやマイナーアスペクトでは
なくて、メジャー扱いですね。
このセプタイルというアスペクトに
なじみのない方のために、毎回
一番下にこの角度の解説を掲載して
いますので、必要な方はそれをご覧
になってから、もう一度最初に戻って
ご覧になられるのもいいかも知れま
せんね。
さて今回のセプタイルの角度を形成する
サビアンシンボルは、上の二つの画像
のように二つあります。
一つ目は
牡羊座11度
「国の支配者」
双子座3度
「チュイルリー庭園」
です。
これらは、確かに互いを助け合うか
高め合うというセプタイルの角度の
意味をそのままに表現しているのが
よくわかりますね。
つまり牡羊座11度の国家権力者に
とって、その象徴となるのが、その
栄華を示すものなのですが、
双子座3度のチュイルリー庭園とは
中世にフランスの王宮として、使われ
ていた場所の事で、権力の象徴です。
つまり牡羊座11度を国王、そして
その国王の権力と繁栄を示すもの
が双子座3度のチュイルリー庭園
であるという事で、互いを助け合う
関係のセプタイルの意味通りのつながり
になっているというわけなのです。
そして二つ目は
牡羊座9度
「水晶を凝視する人」
双子座1度
「静かな水底に浮かぶガラス底ボート」
です。
この二つもセプタイルの角度で、互いを
助け合う意味のつながりになっています。
牡羊座9度の水晶を凝視する人は、
占い師の事を暗示していて、水晶が
潜在意識領域や霊的領域のビジョンを
得るのに太古から使用されていた事を
受け、水晶を覗く事で鑑定などに活かそう
と、メッセージを読み取っている姿を示して
います。
これに対して、双子座1度のガラス底
ボートに乗っている人も、水面下の世界
をガラス底で覗けるという事になり、
牡羊座9度のように、メッセージなど
を読み取る事などを暗示しています。
ガラスと水晶は、材質もよく似通っていて
どちらも二酸化ケイ素を主成分として
います。
つまりどちらも探究しているという
シンボル同士で見事に、セプタイルの
意味通りのつながりになっている
という事なのです。
今回もセプタイルの角度の意味通りで
サビアンシンボルが、つながっている
事を紹介できました(^^)/
では最後にいつものセプタイルの解説を
掲載しておきます。
マイナーアスペクトの中で、
とても重要視されはじめている、
セプタイル(51.26度)をご紹介
します。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、1/7またはSeと
なります。
またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。
このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。
「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
コーディリア・マンサル著
青木良仁/訳
魔女の家®BOOKS刊”
つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事で、これらのアスペクトが、
活かされ合う関係だという事なのです。
7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。